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『英雄伝説IV 朱紅い雫』〔『英雄伝説IV「朱紅い雫」』の表記もあり。〕(えいゆうでんせつ4 あかいしずく、 THE LEGEND OF HEROES IV: Gagharv trilogy second "A Tear of Vermillion")は1996年(平成8年)に発売された日本ファルコムによるコマンド選択型ロールプレイングゲーム。同社のRPGシリーズ《英雄伝説(英伝)シリーズ》の第4作目であり、《英伝シリーズ》第2期となる〈ガガーブトリロジー〉の第2作目。2000年(平成12年)には自社リメイクもされている。 移植作品のタイトルに『英雄伝説ガガーブトリロジー 朱紅い雫』がある。 ※ 本稿では自社開発作品のうち、2000年のリメイク以前のPC-9801に対応しているものをPC98版、リメイク以降のWin専用のものWin版と記載する。 == 概要 == ガガーブ歴と呼ばれる暦を使う架空の世界において、巨大な大地の裂け目「ガガーブ」の西側にある大陸エル・フィルディンを舞台とし、生き別れた妹のアイメルを探し求めるためにアヴィンが親友のマイルを連れだって旅立ち、その旅の中で神々を巡る争いに巻き込まれていく様を描いた物語。前作『白き魔女』から始まった《英伝》第2期〈ガガーブトリロジー〉の2作目となるが、『白き魔女』の56年前となるガガーブ歴936年を舞台としており、本作が最も早い時代を描いている。 1996年(平成8年)5月24日にPC-9800シリーズ向けにオリジナル版を発売。ファルコム作品としては初めてMIDI音源に対応した〔「広告ギャラリー」『Falcom Chronicle』229頁〕。PC9801が発売された1982年(昭和57年)以来、ファルコムは長年に渡りPC9800シリーズ向けゲームの開発を行ってきたが、本作発売の時点ですでにPC98は末期を迎えており、同年発売された『ブランディッシュVT』を最後にファルコムはPC98市場を撤退している。このため本作は《英伝》で最後のPC98作品となっている。 2000年(平成12年)12月7日には自社リメイク版が Microsoft Windows 向けに発売されている。このリメイクはシステムを一新し、ストーリーにも大幅な改変が加わっているためPC98版を「旧」・Win版を「新」と呼び区別されている〔「ゲーム回想録 英雄伝説III 英雄伝説ガガーブトリロジーシリーズの概要」『Falcom Chronicle』310頁〕。このWin版は『英雄伝説V 海の檻歌』よりも後に発売されており、自社開発作品としては最後に発売された〈ガガーブトリロージー〉となっていることから、「''最後の英雄伝説(ガガーブトリロジー)''〔「ガガーブトリロジー」は「英雄伝説」にルビとして振られている。〕」というキャッチコピーが使われた〔「広告ギャラリー」『Falcom Chronicle』229頁〕。(Win版は『III』→『V』→『IV』の順で発売) ライセンス提供の元出の他社の開発により、PlayStation (PS) とPlayStation Portable (PSP) への移植もなされている。'最後の英雄伝説(ガガーブトリロジー)''〔「ガガーブトリロジー」は「英雄伝説」にルビとして振られている。〕」というキャッチコピーが使われた〔「広告ギャラリー」『Falcom Chronicle』229頁〕。(Win版は『III』→『V』→『IV』の順で発売) ライセンス提供の元出の他社の開発により、PlayStation (PS) とPlayStation Portable (PSP) への移植もなされている。'〔「ガガーブトリロジー」は「英雄伝説」にルビとして振られている。〕」というキャッチコピーが使われた〔「広告ギャラリー」『Falcom Chronicle』229頁〕。(Win版は『III』→『V』→『IV』の順で発売) ライセンス提供の元出の他社の開発により、PlayStation (PS) とPlayStation Portable (PSP) への移植もなされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英雄伝説IV 朱紅い雫」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Legend of Heroes: A Tear of Vermillion 」があります。 スポンサード リンク
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